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職種とその内容

施工管理

施工管理の業務は主に『安全管理、品質管理、工程管理、原価管理』の4つ。デスクワーク60%、現場作業40%。

安全管理

最も重要な業務。現場で起こり得る事故・災害を予測して現場設備を整えたり、現場で働く職人に危険性を周知することで現場に関わる人・事象の安全性を確保する業務。

<主な実務>
朝礼・現場巡回による職人への指導、体調チェック、危険行動の指摘、カラーコーン・看板を用いた危険なエリアの表示、第三者の安全通路の確保、道路使用許可・足場の設置届等の申請

品質管理

いわゆる造ったものの出来栄え。見た目の美しさはもちろんのこと、法律を遵守した規格や建物を長持ちさせる工夫、優れた機能性の確保などその建物を生かす為の業務。

<主な実務>
標準・特記仕様書に基づいた工事規格のチェック、写真による現場進捗の記録、竣工時の出来高検査、引渡書類の作成及び施主への説明業務、竣工後のアフターケア・メンテナンス

工程管理

簡単に言うとスケジュール管理。各業種の作業日程を把握し、それらを効率よく無駄なく円滑に進められるように組み合わせて施主の提示した工期内に竣工出来るように管理する業務。天候等の不測の事態にも対応出来るようにすることが重要である。

<主な実務>
工期に合わせた工程の作成、各業種の作業手配、必要な資材を適切な時期に現場搬入する為の段取、工程進捗状況の確認・調整

原価管理

工事に掛かる予算を組立てて利益が出るように積算・現場管理をする業務。
この業務は安全管理・品質管理・工程管理に大きく関わり、これが出来ていないと利益の出ないボランティアになってしまう。

<主な実務>
工事実行予算の作成・管理、見積作成、工事中に発生する追加工事の把握・増減の確認

設計
ヒヤリングと調査

依頼者の要望や予算、スケジュール、建築条件など、デザインを行う上で必要な情報を現場に出向くなどして収集し、整理・分析する。

プランニング・基本設計

コンセプト・ラフデザイン、受注出来るかどうかはココが勝負!
ヒヤリングおよび調査の情報を基にデザインコンセプトやテーマを決めデザインの構想を練る。デザインの考え方をビジュアル化して依頼者にプレゼンテーションし、デザインイメージの共有と方向性の確認を行う。

実施設計

平面図、展開図など設計図を作成し、デザインを具体的に決定する。施工者に見積書を依頼し、予算の配分や調整、施工方法や材料選定などを進める。

設計監理

設計図を基に施工を進める。施工図や見積書をチェックする。また、施工時には、現場がプランや図面に合っているかを確認し、デザインの詳細を決める。状況に合わせてデザインの変更や調整を行う。
図面通りに工事が実施されているか、また、工程が順調に進んでいるか監理を行う。必要な役所等の検査も受けます。施工が完了し、依頼者に引き渡される。

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